AFWUの歴史history

全日空グループ労働組合連絡会 発足期

1996年12月、グループ内の労働組合はその成り立ちや加盟する上部団体の違いもありましたが「グループ各社の健全な発展とそこに働く従業員の雇用をはじめとする労働条件の維持・向上」のためには、志を同じくするグループ内労働組合の連携が不可欠との認識に立ち、グループ内労働組合が結集して「連絡会」として設立しました。結成当初は23組合 13,921名でした。
当時からも、働く一人ひとりが仲間意識と日常的な信頼関係を築くことが何よりも大切であり、またその絆を基礎にお互いに切磋琢磨しグループ全体の発展の原動力になる労働組合に発展していくことを確認してきました。その後、1999年10月には会社との交渉力強化・グループ再建への対応の為、全日空グループ労働組合協議会に改名し取り組みを継続してきました。

ANAグループ労働組合連合会 発足期

2005年10月、全日空グループ労働組合連絡会発足より10 年目を過ぎ、志を同じくする多くの仲間を迎え入れるとともに、労働条件の維持向上、仲間意識と日常的な信頼関係の構築は徐々に進みました。
  一方グループを取り巻く経営環境も大きく変化しそのような環境変化の中で、個別労使関係では解決できない課題も多く発生し、グループで働く人たちが協力して課題解決にあたる必要性は一層強まりました。ANAグループ労働組合連合会発足は、各社経営とグループ経営への影響力をさらに高め、こうした課題を解決していかなければならないとの強い想いのもと「連合会」が発足しました。
 課題解決に向け改めて活動を強化していくとともに、グループ間の一体感を常に重視しつつ本音の議論を尽くしていくことが重要であり、そのために基本理念として「ひとつの想いへ。ANAグループ。」と制定し、グループの真の発展と組合員の幸せの実現のために取り組みを進めてきました。

Next AFWU~ ≪理念に近づくために10年間ですべき活動≫

2015年10月以降は、結成当時の想いや理念を正確に理解したうえで、民主的な労働運動を基本に、今まで培ってきたANAグループの労使関係を大切にし、また発展させながらより広い視野・深い深度で以下の4点を軸に10年先を見据えた長期的な視点で連合会活動を実施しています。

  • I. 仲間の輪の拡大、Union Style Innovationにより、多様性を連合会の更なる強みに変えていく活動
  • II. ANAグループ全体の経営チェック機能、経営参画を高める活動
  • III. 仲間とその家族が心身ともに豊かで幸せになるための活動
  • IV. 連合会として、社会的責任を果たす活動

Next AFWUを踏まえ、現在では活動方針を2ヶ年で策定し「ひとつの想いへ。ANAグループ。」の基本理念に近づくために活動しています。